クリエイター的な仕事の仕方のススメ。
「就職」という言葉は「職」に「就く」という意味なので、意味的には職人さんになるのと意味は近いような気がします。
「クリエイター」という言葉が指す意味は、デザインやイラスト、映像、工芸、芸術、文章家などなど、なかなか広いのですが、何かを想像し創造するという点では、どの分野のクリエイターにも共通していると思います。
クリエイターは職人同様に、自らの想像力と身に付けたスキルを武器に世を渡っていく生き方なので、常にアンテナを高く持って、スキルを磨き続けないといけないので、なかなかに過酷な生き方であると思います。しかし、同時に自らのセンスと腕一本で生きているのだから、潔く魅力的な生き方だと、傍でエージェントとして仕事をしている私は感銘を受けることが多々あります。
この生き方は、個の時代と言われている現代では、クリエイターではない方々にも参考になると思います。
私は、エージェントとして、プロジェクトベースのお仕事の斡旋以外にも、転職のお手伝いもしているのですが、本当の意味の「就職」は人生において、何度もできないと考えています。
これは、全てとは言いませんが、ほぼ転職は前職からの延長線上にあるので、「職」に「就く」、「就職」はどういう生き方をしたいかを含めて真剣に考えないと、「転職活動」は単なる「転社活動」になり、同じ場所(ステージ)に留まり続けることになりかねないのです。
クリエイターと言われる人たちは、スキルを磨く事を怠けたり、感性を磨き続けないと仕事が無くなります。文字通り、生きていけなくなります。
これは実はクリエイター以外の人も同じです。私も、ずっと営業畑で仕事をしてきましたが、営業成績が落ちれば、会社にはいられませんし、独立してからは、文字通り、仕事が無ければ無一文なので、生きていけません。
なので、仕事をする方たちはみんな、自らの得意な事や、やりたい事をしっかりと見定めて、一生、感性を豊かに保てるよう心がけ、スキルを磨き続ける気持ちを持つ必要があると思います。
これは決して押し付けではなく、やりたいと思う事をやっている方が長続きしますし、好きだから勉強もするし、人生の終わりを感じた時にも、「自分らしく生きられたな」と思えると思うのです。
しかし、好きな事ややりたい事がはっきりしないという相談を受ける事もよくあります。
そのような時には、嫌いな事ややりたくない事を考えてみて下さい。そして、できたら言語化して、紙などに書いてみて下さい。
シンプルな自身の気持ちを言語化すると、意外と自分自身の気持ちを自分は知らなかったことに驚いたりします。
そんなに時間はかからないので、長く続く人生の中でも大事な「仕事」について自身と話し合ってみて下さい!
クリエイターのように生きると決めた人生応援致します。