職業：アニメーター

平均給与：22万円（初任給：1万円程度 ）

生涯賃金：1億5000万円ほど（43年の就労想定）

 

※あくまで、コリーガ登録者の情報と厚生労働省の労働白書が元になっている数字です。

 

アニメの制作会社での就労が主ではありますが、フリーランスで活躍されている方もいらっしゃいます。

最近では、映画やテレビアニメの番組制作に加えて、ネットの動画制作の仕事も増えて来ており、活躍の場は増えています。

 

給与については、年収300万円を超えるには大手に就職する必要があります。正社員ではなく、業務委託の契約でお仕事をする場合には、原画1枚100円といった報酬の場合もあり、月の収入が数万円といったこともあります。

 

アニメーターになるには、専門学校や美大で学んだ方が圧倒的に多いように思います。

 

収入面だけを見てしまいますと、アニメ制作業界は、なかなか大変な業界ではあるのですが、日本が世界に誇るコンテンツの一つでもありますし、アニメから多大な影響を受ける人はとても多いと思います。私自身も多くの影響をアニメから受けました。

 

アニメーターで食べていけないから、辞めて食べられる仕事に転職したいという相談を過去に何件か受けたことがありますが、アニメーターの仕事は嫌いではないのに辞めざるを得ないという相談を受けた時には、とても悲しく残念に思いました。

 

ある方は、正社員を希望していたので、何とか、大手の制作会社に転職ができてアニメーターは続けることができたのですが、フリーになりたいという相談をされて来た方には、今勤めている会社から独立してからも任せてもらえるように約束してから辞めましょうというお話しをしました。

 

当時はそのようなアドバイスや転職のお手伝いしかできなかったのですが、最近ですと、ネットアニメなど活躍の場は広がっているのと、画が描けるというスキルはソーシャルゲームのイラストなどでも活かせているようです。

 

そのように活躍の場は増えているので、ぜひ身に付けてほしい技術はデジタルツールを使えるようにしたり、CGの勉強をしたりなどのスキルアップが必要だと思います。特に、フリーランスでやっていきたい方には必須だと思います。

 

私自身、アニメ好きなので、アニメーターさんが画を描く仕事を辞めてしまわぬよう心から願っているので、転職のご相談やフリーランスの方にお仕事のご依頼ができるように微力ながら、お手伝いできることはしたいと思います。